(財)先端加工機械技術振興協会

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2024年7月23日に、情報公開を更新しました。

機関誌「先端加工技術」 第123号を、2024年6月に発行

 内  容(目次等 トップページ)

(注) 機関誌「先端加工技術」は非売品です。過去発行号の内容は「刊行物」をご覧ください。


2023(令和5)年度 先端加工技術講演会の開催


 当協会では、先端加工技術の普及のため、毎年、講演会を開催しています。
(2020〜2022年度はコロナ禍のため中止しました。)

 2023年度は、最近話題で急速に普及しているChatGPTを中心にAI技術を取り上げ、
ものづくりの現場で実際に活用している事例を中心に、最新技術の動向や将来に向けての課題等を、
それぞれの分野の最前線で取り組んでいる5名の講師の方から具体的にご紹介頂く、
先端加工技術講演会「ものづくりの現場におけるAI技術利活用の最前線」を
2024年2月19日(月)13:00〜17:00に東京・霞が関の霞山会館で開催いたしました。
ものづくりの現場で積極的に新しい技術の導入をご検討中の方、
AIやIoTの利用にご関心のある多数の方々にご参加いただきました。

 →詳細内容は、当ホームページの「先端加工技術講演会」をご覧ください。


研究助成事業のご案内
  「先端加工機械技術に関する研究に対して、助成を行います。」

 当協会では、事業の一環として先端加工機械技術に関する基礎的ならびに応用的研究に対して
最高70万円の研究助成を行っています。
 毎年度、4月初めに募集を開始し、7月下旬に応募を締め切り、書面審査を経て10月に審査委員会を開催し、
その後理事長の承認を得て助成対象者を決定しています。

 →詳細は、当ホームページの「研究助成」をご覧下さい。


調査研究・普及事業のご案内

  「先端加工機械技術に関する調査並びに普及活動を支援します。」

 当協会では創立以来、先端加工機械技術の動向に関する調査研究を実施し、最新情報の収集を行うと共に、
講演会の開催や機関誌の発行等により、研究の成果を普及することに鋭意努めてまいりました。
 平成19年度からは、地方自治体の公設試験研究機関等が実施する先端加工機械技術に関する
調査研究や普及活動に対しても支援を行っており、平成27年度からは、先端加工技術に関係する
企業・団体・個人が活性化・強力化するために「先端加工研究会」(会員制)を設け、会員間の交流・連携や
勉強会・見学会等の開催を行っています。

→詳細は、当ホームページの「調査研究」および「普及活動」をご覧下さい。

令和元年度には普及活動の一環として、(公社)精密工学会 静岡県東部精密技術専門委員会が開催する、
研究会(講演会 )「巧妙加工と微細加工への挑戦」 に共催いたしました。

・日時: 令和2(2020)年1月24日(金)  13:10〜16:30
・会場: 静岡県工業技術研究所 沼津工業技術支援センター(静岡県沼津市大岡3981-1)
・内容および講師
 1、講演「複合加工による巧妙加工」  講師:中部大学 総長補佐・教授 竹内 芳美氏
 2、講演「弊社スローガン“加工不可能の文字はない”を実践するまでの道のり!」  講師: 野田プラスチック精工株式会社 代表取締役社長 野田 浩輝氏
・参加申し込みおよびお問い合わせ先
  事務局:沼津工業高等専門学校 藤尾 三紀夫
                        TEL:055-926-5880


<機関誌71号トピックスより抜粋>
記念碑「放電加工機誕生の地」建立される

 平成18年12月19日(火)にかながわサイエンスパーク(KSP、川崎市高津区)で(株)ケイエスピー設立20周年記念事業が挙行され、
記念碑「放電加工機誕生の地」の除幕式も行われました。

 放電加工機は、昭和29年3月にわが国の(株)日本放電加工研究所(昭和35年にジャパックスへ社名変更)で、
世界で最初の実用機が作られたという事実があまり知られていません。

 当協会は故岡崎嘉平太、故井上潔の両氏が会長、社長を務めておられたジャパックス(株)が基金を出して昭和55年3月に設立され、
岡崎氏が初代理事長を、井上氏は設立以降長年にわたり理事を務められました。

 昭和60年には、当協会が神奈川県及び川崎市から委託を受けて、欧米のサイエンスパークの調査を行うとともに、立地、機能整備、
事業化方策等の検討を行って、翌年3月に「かながわサイエンスパークの構想調査報告書」を作成しました。この報告書を基に、
当時通商産業省が推進していたリサーチ・コアの第1号の認定を受けて、(株)ケイエスピーがジャパックス(株)の工場跡地に設立され、
岡崎氏が初代社長、井上氏が副社長に就かれました。

 今回の記念碑建立によって、当協会と関わりの深い上記の歴史的諸事実が後世に伝えられることを期待しているところです。

<機関誌78号トピックス関連>
歴史的価値ある工作機械を展示する「日本工業大学 工業技術博物館」

 日本工業大学 工業技術博物館は、昭和62(1987)年度に学園創立80周年記念事業の一つとして同大学の宮代キャンパス内に開設され、
一般にも公開(無料)されています。本館、蒸気機関車展示館、別館で構成され、展示品は大小合わせて500点以上に及んでいます。

 特にわが国産業の発展に貢献した工作機械等は、270台以上が機種別、製造年代順に展示されており、そのうち約7割が動態保存で、
かつての町工場も復元しているのが特徴です。
 もちろん上記で紹介した放電加工機第1号も展示されており、マザーマシンと呼ばれわが国のものづくりを支えた製品や技術を、
容易に体感することができます。
 このほか博物館には、国家プロジェクトで開発された出力10万キロワットのガスタービンや、鉄道会社で使用されていたガラス製水銀整流器
日野式2号飛行機(レプリカ)、箱根登山鉄道のモハ1形-103号等が展示され、19世紀末英国製の蒸気機関車も動態保存して、定期的に有火運転されています。
 収蔵機器のうち工作機械を主体とする多くの機器が、国の登録有形文化財や近代化産業遺産になっています。

 工業技術博物館の詳細、およびアクセスについては、ホームページ (http://www.nit.ac.jp/) のセンター・付属施設を参照願います。


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